ショートコント:タクシー
だから、宮藤九官鳥なんて目じゃねーよ。
それにしても有名らしいけど
なんて読むの?ミヤフジさん?
名字はまともだが、いかんせん下の名前が
よくないな、九官鳥みたいだ。
リスペクトなんか全然してねー。
有名なわりに
たいしたことないミヤフジって奴を
ただくさしたいだけだ。
にしても、ハラへって死にそうだよ
シュールコント脚本:タクシー
(手をあげて)
客「ヘイ、タクシー」
運転手(客のちかくに車をとめる)
客(ドアが開き、車へ乗り込む)
運転手「お客さん、どちらまで?」
客「運転手さんはどちらまで?」
運転手「えっ?お客さん、ひやかしはこまりますよ」
客「ほんなら、この近くのラーメンが美味しいファミレスまで。」
運転手「ラーメン屋ですか?20分くらい走ったところに美味しいラーメン屋があるんだけど、そこでいいですかね?」
客「ところで運転手さんは、ソバ派?うどん派?」
運転手「へ?お客さん、じゃあとりあえず出発しちゃいますよ。(発車させる)そうですねえ、どちらかというとソバ派ですかね」
客「残念」
運転手「は?」
客「今日もおもったよりハナシの展開はやいから気をつけてくださいね。でも安全運転でね」
運転手「…」
客「東京のうどんってスープが黒くてまずかったのに最近はスープのほうはマシになってきたね。麺はグダグダやけど。テレビじゃ讃岐うどんブームだって言うてましたよ。」
運転手「お客さん、ちょっと遠くなりますが、美味しいうどん屋にしますか?」
客「拙者、うどん派でござる」
運転手「では目的地変更しますよ」
客「ブラジャー!!なんちゃってイヒヒ」
運転手「お客さん、出身はどちらですか?関西?」
客「滋賀ですよ。さがしてください滋賀県」
運転手「それ、佐賀県でしょう」
客「滋賀と言えば琵琶湖ですけど琵琶湖には、たまーにすごい大きな恐竜のいきのこりが出現するんですわ」
運転手「へぇ。名前なんていうんですか?その恐竜」
客「ベッキーです」
運転手「え?」
客「琵琶湖のベッキー知りません?」
運転手「ネス湖のネッシーならきいたことありますけど」
客「琵琶湖のビワッシーだとパクリだと思われるからベッキー」
運転手「ベッキーでも十分パクリですよ」
客「さいきん琵琶湖のベッキー、テレビでとるよね」
運転手「そうなんですか。わたしは普段ラジオしか聞けないんでしらなんですよ」
客「琵琶湖のベッキー、ハーフやからね。目がでかいね。」
運転手「何と何のハーフなんですか?」
客「琵琶法師とイギリス人のハーフや。英語ペラペラやでほんま。ビワひけるし」
運転手「それは初耳ですね。それはそうと、お客さん今日は電波全開ですね。きっと、このタクシーには誰もついてこれませんよ。トムクルーズや、リュックベッソンもびっくりですよ。だいたい恐竜がひき語りしだしたらこわいですよ」
客「イギリス人ハーフの恐竜なんてシュールすぎましたかね」
運転手「えぇ、でもいろんなお客さんのお話をきいて情報収集することもタクシー運転手のつとめですからね。」
客「そやって、おいしいうどん屋など、レアな情報を手に入れるわけやね」
運転手「えぇ、情報誌なんてあれはただの広告ですからね、やっぱり口コミがいちばん確実ですよ」
客「なるほど、ごもっとも」
運転手「ところで、さっきの琵琶湖のベッキーって本当にいるんですか?」
客「運転手さん、うたがってるんですか?目撃者が40人もおるんですよ」
運転手「それは町おこしの一環なんですかね」
客「バカにしたらあかんよ」
運転手「ベッキーの写真とかビデオとかもあるんですか?」
客「原宿いったらメッチャ売ってるで。しょうじき俺はどこがええかわからんけどな」
運転手「タデ食うムシも好きずきっていいますもんね」
客「運転手さんは、ソバのほかに好きなもんとかあるの?」
運転手「そうですね、職業柄ラーメンをたべることがおおいですね、深夜なんてコンビニかラーメン屋しかあいてませんからね。」
客「たまには栄養のバランスかんがえて牛丼もたべたほうがいいですよ」
運転手「えぇそうします。」
客「ちょっとしゃべったら眠くなってきたわ。あと何分くらいでつきますかね?ついたら教えて下さい」
運転手「はい。」
客(しばらく眠ってしまう)
運転手(わざと急ブレーキ、キキキー)「お客さん、そろそろつきますよ」
客「あ、あぁちょっと寝てしまいました、ずいぶん走ったんじゃない?」
運転手「お客さん、つきましたよ、香川県。ちなみに、この店、るるぶにのってますよ」
(終わり)